社会的な背景と現実と

どうもお疲れ様です。

来月から一人暮らしをすることになりました。
久しぶりの一人暮らしです。
2007年2月までは一人暮らしをしていました。
この度、晴れて3年と9ヵ月ぶりに一人暮らし復活です。

駐車場付きのワンルームマンションで、結構キレイなところでした。
風呂もトイレも別れてて、おまけに鉄骨でして、即決でした。

物凄く楽しみです。
うしし。

さてさて、

一人暮らし決定はまぁいいのですが、それについて思った事でも書いてみようと思います。

ぼくが一人暮らしを始めたのは、周囲の人から「未婚の30男が実家暮らしってどう？」みたいなことを言われたので、一人暮らしをすることにしました。

車を買ったのも、周囲の人に「何で車を買わないの？」と言われたからです。
別に車が好きだったわけでもなく、運転経験があったわけでもありません。

「人に流されて行動するタイプか？」と言われそうですが、別にそういうわけではありません。
ぼくはそれらの周囲の人たちが言う事が正しいとは思えなかったので、それら実行してその結果を元に色々なことを判断して発言したいからその通りに動いただけです。

ということで、一人暮らし、車持ちということで、社会的な背景に合わせた未婚の30男の生活基盤が出来あがったような気がします。
ということで、出費を元にこれらのお話をしてみようと思います。

まず、家賃は月々7マン（駐車場費込・光熱費抜）、車は月々5マン（ガソリン代抜）、これだけで、最低12マン必要になります。
仮に手取り 25 マンあれば、使える生活費は13マンになります。

ガソリン費、一回の給油レギュラー満タンで 4,500 円が 4 回必要だった場合、 18,000 円追加。
コインパーキングなどを利用する駐車場代で 5,000 円程を見込んだら、これだけで追加が 23,000 円程必要になります。
コインパーキングを全く使わない場合は別ですが。

残 130,000 円だった場合、107,000 円で生活をやりくりしなければいけません。
交際費を 30,000 マンにするとして、残り 77,000 円。

1 日に使うお金を 1,500 円以内と仮定して計算をすると、 1,500 × 30 日 = 45,000 円が必要です。
この時点で残 32,000 円。
例えばですが、休日などに豪華な外食やらをしていれば間違いなく足りません。
加えて、生活雑貨などの費用が必要です。

ということで、手取り 25 マン前後だと、かなり頑張らないと貯金はできないような感じです。
というか、すでに無理がある話だと感じられる方は多いような気がします。
一人暮らしってのは、想像以上にお金がかかります。

補足ですが、マンションの契約費用30マン、車の総額は 200 マンです。
車検代やオイル交換などは含めていません。
マンションの契約更新時の費用や何かあった時の費用は含めていません。

そうなると、手取りで 30 マン弱程見込めない場合、車を持って一人暮らしをするというのはかなりキツイ話になってきます。
おまけに貯金まで求められる年齢です。
まぁ別にそれでもやれている人はいると思うので、絶対とまで言い切るつもりはありませんが、ホントにキツイ生活をしなければなりません。
自立だけを求めるのであればまぁいいのですが、求められるモノは自立だけでありません。

さて、

手取りで年齢分だけあるのが普通、的な発想が社会の根底にあるような気がします。
しかし、ぼくはそういう会社にいた事がありません。
つい 3 年前まで手取りで 20 マンもありませんでした。
営業成績はそこそこやってたのですが。
そういう会社もある中で、手取りを年齢分だけもらえるというのは、一般的ではないような気がします。
ぼくのいたところが悪いだけなのかも知れないのですが、兎角、そういうことを感じています。

やっと結論です。
何が言いたいのか、と言いうと、社会が持つ根底にある常識というモノはそろそろ通用しなくなってきた気がする、ということが言いたいのです。
勿論、やれてる人もいるとは思うのですが、それはその人だけがそう思っていればいいことで、、と思うのです。
因みにですが、ぼくはこれに加え、家に 10 マンと少しの仕送りもしています。

ということで、やっぱりそういう社会的な背景っておかしくて、時代の流れを読んで適宜、必要・不必要の見方を変えた方が賢明であると思えたりするのですが、気のせいでしょうか。
ただ、実家にいるならいるだけの家賃分や食費光熱費は少しでも出すべきだとは思います。

と、そんなことを思いました。

ということで、これから一人暮らしをするのですが、それなりに炊事にも力を入れていこうと思う今日この頃です。